日本の文化を習おう!
 

スポーツチャンバラ

昭和を代表する男子の遊び、チャンバラ。現代の若い方は「チャンバラ」という名称では遊んでいないかもしれませんね。でも、木の棒やスーパー戦隊の武器での戦いごっこはしたことがあるのではないでしょうか。男の子の遊びという感じがしますが、女性にでも出来る戦いごっごが、しかもスポーツとして存在しています。ストレス発散にもってこいですよ。

スポーツチャンバラとは

遊び道具として現代のようなテレビゲームが存在しなかった頃、友人たちと遊ぶ遊びとしてチャンバラごっこがありました。男の子も女の子もみな、棒切れを探してきては剣に見立ててそれでよくチャンバラごっこをしていました。しかし、時代は進み次第に「危険だ」「怪我をする」などと言われるようになるとともに、遊びも近代化していき、チャンバラごっこをする子供は少なくなりました。そのような背景の中、1969年に田邊哲人によって、より安全に、しかも健康的に、という観点から小太刀護身道を基にルールや用具の開発が進められました。現在においても、進化し続けています。ルールはいたって簡単で、十分な威力で相手の身体のどこでも良いので剣で叩く(斬る)というものです。つまり、「どこを打ってもよいが、どこを打たれてもいけない」ということです。一人対一人で行う「対戦」から、一人対多人数、多人数対多人数といった多人数対戦の「乱戦」や、より人数を増やして三十人対三十人や五十人対五十人の「合戦」といった対戦方法もあります。また、より遊び心を付け加えた三十人程度で行い、周りにいる全員が敵と想定し戦う「サバイバル」もあります。用具は、面と剣、楯があり、剣は安全と公平さを期すために、全世界共通の空気を入れて使うエアーソフト剣を用います。面は透明アクリル製フェイスで、目や耳といった衝撃に弱い部位を保護するように作られています。また、得物(武器)にも色々種類があり、短刀・小太刀・長剣・杖・棒・槍と、自分の好みのものを選ぶことが出来ます。これらの得物を使い、各種目ごとに分かれて戦います。種目も、小太刀の使用も出来る短刀の部、小太刀の部、楯と小太刀を持って戦う楯小太刀の部、楯と長剣を持って戦う楯長剣の部、長剣の部、両手長剣の部、小太刀と長剣を持って戦う二刀の部、どの得物を使ってもいい異種の部があります。大会の規模で最大三種目と上限が決められることはあるものの、好きな種目に参加することが出来ます。

ルール

コートは6~9メートル四方の正方形です。主に1分1本勝負で、決勝戦などの特別な試合は3分3本勝負となります。コート内から両足が出たら「場外反則」となり、2回で反則負けとなります。しかし、剣を落としてしまった場合にそのままでは負けてしまうと判断した時、あえて場外に出るといった作戦として使われる場合があります。

反則

  • 両足がコートから出てしまうと「場外反則」となり、2回で反則負けとなる。
  • 剣の柄が相手にあたると危険行為として反則となる。
  • 故意に蹴ったり、殴ったり、足を掛けたりすると反則。

戦略

  • 先の先・・・相手よりも先に動作を始め、相手よりも先に剣をあてる戦法。
  • 後の先・・・相手の起こりを察知し、すかさず相手よりも先に剣をあてる戦法。
  • 後の後・・・相手の起こりを察知するが、まだ動かない。相手の剣を避ける、受けるなどで見切り相手に剣をあてる戦法。

得物

短刀

長さは45cmでリーチが短いのが特徴です。実力に差がある場合にハンデとして使用されることもあります。2009年8月から、剣の長さが60cm以下となり、従来使われてきた短刀と小太刀を両方とも使用できるようになりました。唯一牽制目的での蹴りの使用が認められていますが、「蹴りなどの真正打撃」は協会側は禁止と公言しておらず、大会によって有効か禁止かが分かれるので事前の確認が必要となっています。ただ、世界選手権においては、2005年以降、蹴りは危険行為として認められていません。「面突き」と「胴突き」の突きのみの攻撃、「面斬り」と「胴斬り」は打撃行為として、2回で反則負けとなります。

小太刀

長さは60cm。習い始めたらまず手にする剣です。軽くて扱いやすく、素早く攻防の切り替えができます。戦い方は、相手の隙を突いて攻撃するか、カウンターを取るのが主です。

長剣

長さは100cmです。小太刀と同様に、習いはじめてまもなく手にする剣です。リーチが長いため遠間からの攻撃が出来ます。その反面、大振りになってしまいがちで、相手に攻撃を察知されやすく、慣れるまでは少々扱いにくいと感じるところもあります。短槍の部は長剣を槍のように用います。

長さは140cmです。両端に40cmずつ刃がついており、多方面からの攻撃が可能です。しかし、扱いが難しい上に柄の部分が当たって怪我をする事もあります。また、柄の部分があたると反則負けとなります。

210cmと非常に長いのが特徴です。二刀よりも回転力が鈍く、槍よりもリーチが短いので、にわか仕込みの棒使いではなかなかいい成績は収め難いのが現状です。しかし、上手に扱うことができれば、攻防一体で強い得物であるといえます。扱いにくい反面、上手く使えれば非常に強いという相反する要素から、愛好家も少なくありません。杖同様、柄があたれば反則負けとなります。

長さは190cm。最もリーチの長い得物で、精度抜群の突きは非常に強力です。しかも、重いということを考慮すれば誰にでも扱え、ある程度戦える得物でもあります。

つまづき続きならスキルアップの時期なのかも…

剣道との違い

剣道は江戸時代中期にもっとも安価で弾力性のある材質であった竹を模造刀に使用し、以前の木刀による剣術の修行に比べれば格段に安全な競技として開発されました。一方スポーツチャンバラは現代に開発されたこともあり武器の前の部分を空気で膨らませる専用ゴムチューブを布で覆ってつくるさまざまな武器を使用します。この違いにより競技における安全性の向上からスポーツチャンバラはルール的に自由度の高いものとなっています。まず、剣道は有効打撃部分が防具のある面と胴と小手と喉の4箇所に制限されています。スポーツチャンバラは顔を透明のプラスチックで守る面を被る必要はありますが、相手の身体のどの部分に当ててもいいとされています。剣道は剣術の修行として開発されたこともあり、竹刀が防具に当たれば一本となるのではなく、打撃が刀であった場合に相手に致命傷を与えたであろう有効打であると審判が判断しないと一本になりません。この判断には主観が伴い、剣道の完全なスポーツ化および日本国外の普及の歯止めとなっています。一方でスポーツチャンバラは、子供の遊びを原点に生まれたスポーツであり逆に相手の身体のどの部分でも十分な威力で当たれば有効打撃となり、空気で膨らませた武器がポンと音を出すため一本の判定が子供でも簡単に出来、観客にも分かりやすいのです。また、剣道においては防具があっても竹刀で叩かれれば痛いし、喉を突かれるあるいは打撃が防具以外の場所に当たれば傷を負うこともあり、また身体を衝突させるなどの激しい動きが存在するなど身体的に負担が大きいですが、エアーソフトの武器は取扱いが容易で、叩かれて痛いこともなく転んだり柄の硬い部分があたることを除けば怪我をすることも滅多にありません。また、スポーツチャンバラは剣道のような大掛かりで比較的高価な防具を揃える必要がなく、そのうえ防具の装着も簡単なため、準備から稽古開始までの時間も短くてすみます。さらに試合は6~9メートル四方の空間か、れんしゅうならそれ以下でも事足ります。また剣道のように激突する事もないので屋外でも遊べるため、練習場が容易に確保できます。極端に言えば昔のチャンバラ遊び同様、友人たちと公園などの空間で日本の武器を交代で使って遊ぶことも可能ということです。子供の指導においても、安全確保に留意すればいいですし、あてられてはいけないと単純なルールであるので指導もやりつけをする事も出来るので子供から大人まで一緒に参加できるのもいいところです。また、子供の遊びを原点に生まれたスポーツチャンバラであっても、礼節を重んじているので、幼児期から少年期、青年期への礼儀を教えるという役割も担っています。

身体を動かしてストレス発散!

秋です。食べ物が美味しい季節です。お腹に肉が付いてきたのは気のせいではありません・・・。なにかスポーツをしようかなと思うのですが、なかなか良いものが見つかりません。すぐに始められてお金もかからないウォーキングやジョギングは一人で黙々とやらねばならず、面倒臭がりで自分に甘い私は全く続けることが出来ませんでした。学生時代には柔道部に所属していたこともあるのですが、練習が辛すぎて挫折。もっと手軽に、楽しく出来るスポーツはないかと探していたところ、見つけたのがスポーツチャンバラでした。これなら痛くない、面倒臭くない、楽しいと全て揃っていて、私にも続けられそうだと思い始めてみました。やってみると思ったよりハードで、普段使わない筋肉が動いているなと実感できます。最初の頃は筋肉痛との戦いでしたが、なれてくると上手に相手を斬れたときなど、とても爽快な気分になれます。ダイエットにもなりますし、ストレス発散も出来て一石二鳥です。

学んでお稽古

圏内で探す、カルチャー教室
お肉良い肉ドットコム店長の伊藤 攻は仙台牛と向き合って早40年以上が経ちました。 仙台牛我が娘のように愛おしい仙台牛を貴方にも味わっていただきたい。 そんな思いを持ち続けて今日も頑張っています。
龍背堂鍼灸院は鍼治療に自信があります!横浜 鍼灸はおまかせください。数多くの鍼(はり)を使用することで細い鍼だけの浅い治療よりも比較的早く治療が終わる例が多く、治療効果もより実感しやすいです。
上に戻る
日本の文化を習おう!